仕事から帰って、パンストを脱いだら、膝っ小僧が真っ白だった。
何かついているのかと思って膝を払ってみても何も取れず、よく見たら異常に乾燥して、白くなっていた。鏡で肘を映して見たら、膝同様乾燥がハンパなかった。
そのままお風呂に入り、お風呂上がりにボディ用乳液をつけた。
翌朝、今度は仕事に行く前パンストを履こうとした時、またしても膝の白さに驚いてしまった。昨日乳液を塗っておいたのに、全く効果が表れていなくてショックを受けた。
よくよくチェックしてみると、私の肌はからだ全体が乾燥している。
例えば足首と足のすねは粉を吹いていて、手首はうっすら赤くかぶれている。顔面も粉を吹き気味。驚いたのは耳たぶで、耳たぶに何か垂れ下がっているような感じでついていて、取ろうと思ってよく見たら、皮が剥けていたのだ。
秋や冬の乾燥する季節ならその位驚かないのだが、私の住んでいる地域はとっくに梅雨入りし、空気もじめじめとしていて、乾燥とは程遠いのに。このまま七月八月になっても私の肌は乾燥し続けたままなのか。
こうなってくると、お肌の乾燥の改善の為のお手入れに、かなり時間と労力を使うようになり、半分お肌の乾燥ケアが趣味になってくる。
何て事だ!…ただ色々試行錯誤するうち、分かった事がある。高い市販のボディ用乳液やハンドクリームより、ワセリンやグリセリン、そしてオイルの方が改善が早く、そのあとも長くしっとりが継続する。
何よりコスパが良い!おすすめは椿油やホホバ油、オリーブオイルなどの昔ながらの植物系オイルを塗って、ワセリンをカバーするように塗っておく方法。
ちょっとだけお試ししたい人は一度ハンドケアだけこの方法でやってみるといいかもしれない。
夜寝る前にやり、朝布団の中で、自分の手の甲が、しっとりキメがととのっていて、まるで十年位前の自分の手を見ている様で驚くはずだ。